Teacher Research (TR) in Language Education 言語教育におけるティーチャーリサーチ
1 Teacher Research (TR)は多様な教師の活動 教師を続けて45年。ようやくやめることにしました(「なりました」ではありません)。 そこで、このブログを始めます。 ブログのテーマは「ティーチャーリサーチ」です。 Teacher Researchを「ティーチャーリサーチ」とカタカナ語で言います。「教師の研究」とはちがいます。このブログでは、便宜上「TR」と表記します。 TR の 定義は様々ですが、ここではシンプルに考えています。次のような定義を採用します。 Teacher research is the systematic, intentional inquiry by teachers into their own school and classroom work. -- Cochran-Smith & Lytle, 1993: p. 5 TRは、「教師自身が携わる教育に関して教師が系統的に意図的にかかわり探索すること」と考えます。 教師の職は、 聖職 であったり、 労働者 であったり、 青春 であったり、 熱血 であったり、ときどきにより変わり、いまや 「ブラック」 となったようです。 英語教師は私の主たる仕事となり、また探究の対象としてきました。 「ブラック」 で終わらせたくないのです。 教師は「楽しい」と思いたい。TRはその楽しさを具現化することであり、探究することです。言語教師だからと言って言語のことだけにとどまる必要はないでしょう。多様です。私のそのような多様性をTRとしてここに記録し提案したいと考えています。 TRは多様です。というか、教師の職は生徒(学生)という人間相手で、機械的に知識を伝達したり、技能の訓練をしたりというわけにはいかない。いろいろなことがある。雲のように刻々と変化する。その変化に教師は対応し、状況により学習の量や質を考える。計画通りにいかない複雑な活動の中で柔軟に学習者の学習を支援する。教師のTRは、そのすべてとかかわる多様で複雑な要因と関係するおもしろい活動なのです。